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サンゴ密漁を許すな/党合同会議で山口代表 罰則、体制強化を求める

s141101.jpg 公明党の国土交通部会(赤羽一嘉部会長=衆院議員)、農林水産部会(石田祝稔部会長=同)、内閣部会(高木美智代部会長=同)は31日、衆院第2議員会館で合同会議を開き、小笠原諸島周辺海域などにおける中国漁船のサンゴ密漁問題で関係省庁と意見交換した。また、小笠原諸島を現地調査した東京都議会公明党視察団の藤井一団長らが出席し、調査報告をした。

 密漁されているサンゴは「宝石サンゴ」と呼ばれ、近年は価格が高騰し、1キログラム当たり約200万円(水産庁調べ)で取引されている。海上保安庁によると小笠原諸島周辺海域などで確認された中国漁船は9月中は20隻前後だったが、10月下旬に入り急増し、26日に102隻、30日には212隻となった。

 山口代表は席上、「小笠原の人々は漁法を維持しながら海の資源を保護してきた。違法行為は許されない」と強調し、「小笠原の住民には(密漁船の上陸という)不安がある。安心感を与える取り組みも大事だ」と語った。さらに「外交上のトラブルにならないように冷静な対応も必要だ」と述べ、「法律の枠組みや運用を変える取り組みが抑止につながる」との考えも示した。

 意見交換では、罰則や取り締まり体制の強化を求める声が上がった。

出典「公明新聞 26年11月1日付」

伊藤こういち行動記録

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